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The Forest 001

The Forest 正式版の発売

4年間アーリーアクセスで開発が続けられていた「The Forest」が正式リリースされた。Steamクライアントのストアトップになんだかんだ表示され続けていた印象があって(これはたぶん僕がサバイバル系ゲームを触る傾向にあるからだろうけど)、古いタイトルという感じがしていたが、このタイミングで購入した。

The Forestは、飛行機の墜落事故に巻き込まれた父子の話。気が付くと、見知らぬ島の真ん中に落ちた飛行機の半身の中で倒れていた父親。かすかな記憶の中には、真っ赤な体の謎の人物が、ぐったりした息子を抱えてどこかへ行ってしまう光景が残っていた。

不運にも胸に消火用斧が突き刺さり絶命してしまったスチュワーデスから、その斧を引き抜く。他の乗客の姿はなく、散乱した食料と水分をひとまず掻き込み、そこかしこに落ちている旅行鞄を漁るところからゲームが始まる。

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※ゲーム開始直後、折れた機内から斧一つで旅立つ

 

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※親子はどこへ向かうつもりだったのだろうか

基本的にゲーム内の説明はそれほど存在しない。

旅行用に持っていたと思われるサバイバルガイドブックがあり、まずすべきことが示されるが、これは生存のために必要最低限やっておいた方が良いこととして、あくまでも参考の情報でしかない。いわゆるクエストのようなものではなく、やらなかったからといってゲームのメインプレイが進まないというものではないのだ。(とはいえ、この基本からすべてが始まるのだけど)

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※しばらく歩いているとガイドを開けと示される

ゲームを進行していると、このガイドのメモページにToDoリスト(クエストではない)が時々追加される。が、あまりにも大まかな目標であり(息子を探せ、とか)そんなに役にはたたない。

上記の画像に表示されているように、必要な素材を収集することになる。棒7本、岩6個、丸太7本とやたら具体的に指示されている。実はThe Forestでは、それぞれの素材は実際のサイズ感で取り扱うシステムが採用されている。棒や岩程度の大きさであれば、ある程度は自前のリュックサックにスタックされるようにはなっているが、丸太については2本しか持てない。しかも、丸太は両腕をふさいでしまうため、斧などの装備品すら制限されてしまう。

そこらへんに生えている木を斧で叩き続けていると、向こう側へ倒れて丸太に変化する。これを運んで使用するというのが基本の流れのようだ。棒は、小さな木を叩けばすぐに入手でき、岩はそこかしこに落ちているのですぐに揃う。

まずは「サバイバルの基本」ページの指示通り、避難所を作るため必要な素材集めを行うことにした。しかし、丸太の運搬の問題があるので「設置場所」は選定しなければならない。

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※森を出れば見えるのはこればかり… 絶海の孤島のようだ

周囲に落ちている旅行鞄をあらかた開封し、墜落した飛行機から離れることにした。これまでやってきたサバイバルゲームの知恵を活かすときがきたのだ!

ゲームを始める前から「人間ではない謎の何かが襲ってくる」ということだけは知っていた。主人公のお父さんの立場ではそんなこと知る由もないはずなのだが、そこは大目に見て頂きたい。とはいえ、どんな能力を持ったものなのかは見当もつかない。

森の中は視界が悪いので身を隠すにはもってこい… と考えたいところだが、このゲームの敵がどの程度の視界を持っているかがわからない。初代メタルギアソリッドのように(当時は驚くべきシステムだったんですけども)、単純なAIと狭い視界でプレイヤーがラクラクと翻弄できる… という風には想定しない方がいいだろう。

いまやサバイバルゲームといえば、まず主人公側の方が弱い状態から始まると考えるのが自然である。よって、森の中に居たからと言ってそのままステルス効果として活用するのは難しいと判断できる。

地形的にも、森の中に拠点を築いてしまえば周囲360度を常に警戒しなければならない。拠点を築くというのは防衛的な行為である。見るべき範囲はできるだけ少ない方がいい。つまり仮に敵がやってくるにしても、その入り口はできるだけ狭く、少ない方がこちら側の有利となる。そういう地形を探すのだ。

地形を探すために森をさまよう中で、様々な動物や、原住民とおぼしき存在が建設したであろう原始的な構造物といったものを見かけた。頭蓋骨を先端に突き刺した棒が、何らかのサインのように立てられていたりもする。かなりおぞましい文化を持つ奴等に違いない。やはり、警戒しすぎて悪いことはないだろう。

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※背後は海 右側は崖 前方へ川が伸びる 左側は広い森という地形

一見して視界の利きそうな場所ではあるが… 森の中は身を隠すにふさわしい場所をほとんど見出すことができなかった。これまで敵を見かけることもなく、相手の能力を想定できないのが痛いところだが、こちらも相応の視界は確保する必要がある。森の中を移動していて、思ったよりも「見えない」ことがわかったからだ。いくらうまく隠れていても、ふとした時に接近遭遇してしまっては太刀打ちできない恐れがある。

この場所なら、背後の海と、右側の崖と、既に二方向の警戒を考慮しなくて済むことになる。水中を動く敵がいるかどうかが全く想定できないものの、画像中央の奥に伸びていく川はかなり遠くまで続いており、岩陰から全体を眺められる位置でもあるため、先んじて索敵できるアドバンテージを得られると考えた。

実は海沿いには、泳いで到達できる距離に小さな島があることが分かったが、丸太などの資材を運び込むのにかなり手間取るので、これは現実的ではない。島に拠点を建築できれば、かなりの防衛能力だが… 自身の食料・水分を確保しなければならないので、挑むにしても相応の準備が必要となるだろう。

そういう点からも、左側に森があるというのは資源確保をクリアする場所と言える。海岸線沿いに敵がくる場合に防衛が難しくなるという弱点があるが、初日の夜が来てしまう前に場所を確定しなければならない以上、あまり贅沢は言っていられない。

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サバイバルガイドから建造物を選択するとこのように予定地へゴーストを設置できる

右側の崖と岩陰の間、目立たない位置に避難所を建設することにした。

最近のサバイバルゲームは、基本的なステルスゲームのルールは備えている。すなわち、モノを通して見つかることはなく、しゃがみ等によってステルス性が高い判定を得られるというものだ。このゲームはしゃがむと目玉アイコンが出るので、まあそういうことでしょう。

目の前の岩はちょうど避難所を覆い隠す程度の高さであり、いざとなれば岩の上に登れるようになっていた。全体的に警戒すべき方向が限定されたこの土地の中でも、極めて隠れやすい場所と言える。

道中、棒と岩はある程度拾っていたので、近くの森から丸太を採取することとする。

f:id:trasque:20180507045119j:plain※建造は素材を1個ずつ設置する 1個1個ちゃんと見栄えが反映される!

画像のように、ゴーストへ向かってEキーを押せば、素材を持っている場合は適切な位置へ勝手に設置してくれる。1回押せば1つ設置。連打すれば、ドドドドっと建設が進んで気持ちいい。必要な個数がやたらと具体的だったのは、このようにして1個1個見た目にキチっと反映されるからだったのだ。1本の枝は1本の部品として、ちゃんと使ったというわけである。この建造システムはなかなかユニークではなかろうか。似たようなゲームと思わせておきながら、案外他にはないもののように思える。

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※シカが岩に引っかかっていたので斧で狩猟 革と肉を得た

シカを倒した時、革1枚と肉4個が手に入った。

実はゲーム開始からそんなに時間が経っていないのだけど、右下のゲージ(汗マークは水分、胃マークは満腹度を示す)がすでに半分になっている。食料確保はまだ考える余裕がなかったので、ここで肉が手に入ってよかった。といってもどう扱っていいのかはまだ分からないが。

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※赤いのはシカの返り血 海に入れば落とせる

木を切り倒し、丸太を運ぶ。画像のように2本までしか持てず、道具も使えない。

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※どうやらここでセーブできるようだ フロッピーマーク 今だ健在

避難所が完成。セーブとは別に、月のマークが出ているが何のことかはわからない。ひとまず最初の目標はクリアした。画像左下にまた、サバイバルガイドを開けとでている。次は火を起こす必要があるようだ。これで肉を処理できるのだろうか。

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※サバイバルガイド 火に関するページ

一番グレードのよさそうな炉にした。とはいえ、それほど素材は大変ではなさそうだ。しかし葉のようなマークはなんだろう。

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※どうやらすでに葉は持っていたようだ いつのまに…

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※乾燥台

サバイバルガイドをいろいろ見ていて、食料の項目にあった乾燥台を建設した。棒5本だけで良い簡単なものだが、先ほどのシカ肉をストックできた。腐ったりするのだろうか?他にもそこら辺を飛んでいる鳥を狩っていたが、どうやら小さい肉?は乾燥台に並べられないらしい。

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※炉へ点火 ゲームだとわかっているのに何故安心感を覚えるのだろう

みにくいが… 中央には肉のマークが表示されている。どうやらここで直接焼けるようだ。設置してしばらく待っていると食べられる。しかし、アイテムとして確保はできないようだ。焼いた肉はその場で食べて消費するしかない

つまり、鳥などの小さい肉は乾燥台へ並べられないので、焼いて食べる優先度が高いということだろう。鳥はかなり簡単に手に入るので、応急処置的な使い方となるようだ。シカ肉などの大きなものは乾燥台に並べてストックするという方式がよさそうだ。鳥の肉を3個も食べれば満腹となった。この分なら、大きい肉が数個あるだけで数日は耐えられるだろう。シカ肉のおかげで、かなり余裕ができたということになる。腐ったりしなければだが

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※カメの甲羅を使うとされる 雨水収集器

しかし、水分の問題が解決していない。もう空が暗くなり始めている。

飛行機の内部で缶入りの炭酸飲料を手に入れていたが、これはまず今後手に入らないものと想定すべきだろう。本来なら緊急時の為に保存しておきたいところだが、水分確保の方法すら分からないので、まず1缶消費した。

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※月のマークは睡眠に関するもののようだ

Zキーが表示されるようになった。これで睡眠が可能となる。次の瞬間には朝になっている。寝ている間に襲撃されるといったことはあるのだろうか。

f:id:trasque:20180507052606j:plain※素材を持っていなくてもゴーストは設置できる

次にやりたいことをハッキリさせるために、雨水収集器の予定地を2つ置いて眠りについた。どうやら、孤島のサバイバル初日はなんとか生き延びることができたようだ。敵に出会わなかったのは幸か不幸か… 息子を見つけ出すことはできるのか。この場所は本当に安全なのか。すべてが不安の中、本格的なサバイバルが幕を開ける。

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続くかは不明ですが、サバイバル生活をたまに報告したいと思います。なかなか楽しいです。基本的にはソロゲーですが、Co-opもできるようです。しかし、不特定多数が同じワールドを共有するといったシステムはありません。あくまでもPvEといった設計です。

建設は基本的にどこでも行えるようです。何か土地に対して下準備が必要ということもありません。ですから、複数の拠点を作ることも可能でしょう。離れた拠点が攻撃されるといったことが起こるのか、現時点では全く想定できません。

サバイバルガイドには様々な建造物が掲載されていますが、基本的には拠点としての防衛機能が主であり、この島を調査するためのものは載っていません。どこにいくべきか、何を探すべきかは、今のところ全く分からないので、危険を承知で拠点を離れた行動が必要になってくるでしょう。

自分で素材を採取し、きちんと使っている感じはかなり「生活している感覚」があります。少し面倒を感じますが、生活感の強いサバイバルゲームはなかなかありません。これVR化したらかなり楽しいのではないかなと思います。

まだまだ序盤なので、オススメできるかは分かりませんが、今のところかなり好奇心が刺激されるタイトルです。